バスケットボールの試合で最初に行われる「ジャンプボール」。
見たことはあるけれど、具体的にどんなルールで行われているのか、反則は何かを正確に理解できている人は意外と多くありません。
この記事では、ジャンプボールの手順・反則・やり直し条件・ミニバスとの違いまで、初心者でもわかりやすくまとめています。
ジャンプボールとは?
ジャンプボールとは、試合の開始時に行うボールの争奪プレーのこと。
審判がボールを高く投げ上げ、両チーム1名ずつが跳んでタップし、どちらが先に攻撃権(ポゼッション)を取るかを決めます。
ジャンプする2人を「ジャンパー」と呼び、一般的にはセンター(5番)や一番身長の高い選手が担当します。
ジャンプボールの基本ルール
① 審判がボールを真上に投げる
ボールは垂直方向にまっすぐ投げられるのが原則。
ジャンパーは、審判が投げ上げる前に跳んではいけません。
② ジャンパーは一度だけタップできる
ジャンパーは、
- ボールをキャッチしてはいけない
- 2回以上触ってはいけない(連続タップ禁止)
「軽くはじいて味方にボールを送る」のが正しいプレーです。
③ 味方はサークル内に入ってはいけない
ジャンプボールのサークルにいるのはジャンパーの2人だけ。
他の選手はサークルの外で待機し、ラインを踏んではいけません。
④ 投げられたボールが下がる前に触れるのは禁止
ボールは頂点に達する前に触ると違反扱いです。
ジャンプボールの反則一覧
ジャンプボールで起こりやすい反則を整理すると以下の通りです。
● ジャンパーの違反
- 審判がボールを投げる前に跳ぶ→バイオレーション
- ボールをキャッチする
- 2回タップする
- 相手ジャンパーに体を寄せて妨害する
- ボールが頂点に達する前に触る
いずれも相手ボールでのスローインになります。
● 他の選手の違反
- サークル外の選手がラインを踏む
- サークル内に入ってしまう
- ジャンパーの動きを妨害する
初心者試合ではこの違反がかなり多いです。
ジャンプボールがやり直しになるケース
ジャンプボールは以下の場合に再ジャンプとなります。
① ボールが真上に上がらなかった
審判の投げ方が不自然だった場合。
② ジャンパーが両者同時に違反した
どちらの違反か判断できないとき。
③ ボールがタップされずに落ちてしまった
両者がボールに触れなかった場合。
特にミニバスではこのケースが多く見られます。
ミニバス(小学生)との違いは?
一般のバスケとミニバスでのジャンプボールの違いありません。
● 競技としてのジャンプボールは「試合開始のみ」
ミニバスでは、試合開始以外のヘルドボールはオルタネイティングポゼッション(矢印ルール)を採用。
そのため、ジャンプボールが実際に行われるのは開幕だけです。昔はヘルドボールごとにジャンプボールをしていましたが、現在そのルールは廃止されています。
● 反則の基準はほぼ同じ
タップ回数やラインを踏むなどのルールは一般バスケと同じです。
ジャンプボール後のポゼッションの決まり方
ジャンプボール後に攻撃権を得たチームとは逆側が、次のヘルドボール時にボールを得る仕組みです。
これを「オルタネイティングポゼッション」と呼び、以降は交互に攻撃権が移動します。
よくあるミスと対策
● 早跳び(フライング)
初心者に多いミス。
→ 審判の投げる手が離れる瞬間を見て跳ぶと安定します。
● キャッチしてしまう
焦ったジャンパーがやりがち。
→「手のひらではなく、指先で触る」と意識。
● 味方がラインを踏む
サークルのラインにかかると即バイオレーション。
→「つま先がラインの手前にあるか確認」するだけで防げます。
ジャンプボールにおすすめのシューズ・ギア
ジャンプの安定性を高めたい初心者には、
- カカトの安定性が高いモデル
- クッション性の良いシューズ
- グリップ力の強いアウトソール
があると有利です。
ジャンプの高さや安定性を求めるなら、インソールを併用するのもおすすめです。
まとめ
ジャンプボールは試合の最初に行われる重要なプレーですが、
- フライング禁止
- キャッチ禁止
- 2回タップ禁止
- サークルラインを踏まない
などシンプルなルールを知るだけで、誰でも正しくこなせます。
特に子どもや初心者の試合では反則が起きやすいので、基礎を理解しておくことが上達への第一歩になります。


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