バスケットボールの試合を観ていると、審判が素早く腕を動かしながら合図を出します。
これらのジェスチャーは、ファウルの種類・バイオレーション・得点・試合再開方法など、試合の状況を瞬時に伝えるための非常に重要なコミュニケーション手段です。
本記事では、初心者でも理解しやすいように、審判の主要ジェスチャーと意味をまとめました。
ミニバス〜一般のどのカテゴリーでも共通する内容なので、選手・保護者・指導者すべてに役立ちます。
審判ジェスチャーはなぜ必要?
バスケの試合はテンポが速く、プレーが連続して進みます。
そのため、
- どのチームのファウルか
- どんな違反が起きたか
- ボールがどちらのチームに渡るかを、一瞬で伝える必要があります。
審判のジェスチャーは、選手・監督・観客すべてが同じ情報を共有するための“共通言語”と言えます。
ファウル関連のジェスチャー一覧
バスケの審判が最も多く使うのがファウルのジェスチャーです。
●ブロッキング(Blocking)
腰に手を当てる動作。
ディフェンスが不当な体の使い方で進行を妨げた場合。
●チャージング(Charging)
片手をグーにして前に突き出すような動作。
オフェンス側がディフェンスに突っ込んだ場合。
●ホールディング(Holding)
腕をつかむように手を前に引く動作。
相手をつかんで動きを妨げた時。
●プッシング(Pushing)
両手を前に押す動作。
相手を押して不当な接触をした場合。
●ハンドチェック(Hand Check)
片手を前に出し、横に振るジェスチャー。
手で相手を押さえて進行を妨げる行為。
●テクニカルファウル(Technical Foul)
頭上で両手の平で大きな“T”を作る動作。
暴言、遅延行為、スポーツマンらしくない行為など。
●アンスポーツマンライクファウル
手首をつかんで頭上にあげる動作。
危険で不必要なコンタクト、故意性がある場合。
●ディスコリファイングファウル(退場)
両こぶしを頭上に突き上げる動作。
重大な反則や暴力行為。
バイオレーション(違反)関連のジェスチャー一覧
ファウルほど激しい接触はないものの、ルール違反を知らせる重要な動作です。
●トラベリング
両手を回転させる動き。
ボール保持時に足を不正に動かす違反。
●ダブルドリブル
片手を叩くような動作。
ドリブルを止めた後に再度つく違反。
●3秒ルール
3本の指を立ててペイントを指さす。
制限区域内にオフェンスが3秒以上滞在した場合。
●5秒違反
指を5本広げて示す。
スローインやボール保持から一歩も動けない状況で時間超過。
●8秒ルール
手を上げて8秒を示す。
バックコートからフロントコートへ進む時間超過。
●24秒ルール
手でショットクロックを指し示す動作。
攻撃時間をオーバーした場合。
●キックボール
足を指差す。
意図的に足でボールに触れたと判断されたとき。
アウトオブバウンズ(ボールが外へ出た時)
サイドラインやエンドラインを指差し、
どちらのチームがボール保持するかを腕で示す。
このジェスチャーにより、スローイン位置と進行方向がはっきり伝わります。
得点・試合再開時のジェスチャー
プレーの結果や再開方法を示す動作。
●2点シュート成功
手をまっすぐ上げるのみ。
●3点シュート試投
腕を三本指で上げて試投を示す。
●3点シュート成功
両手を頭上で上げる(スリーポイント成功の合図)。
●タイムアウト
両手で“T”を作る。
チームが試合を一時停止したいとき。
●ジャンプボールシグナル
両手を頭上で向き合わせる動作。
ヘルドボールなどで適用。
ジェスチャーを覚えるメリット
審判ジェスチャーが理解できると、
- 試合観戦がもっと面白くなる
- 子どものミニバス試合が理解しやすい
- コーチングの質が上がる
- プレイヤーとしてプレー判断が早くなるなど多くのメリットがあります。
特にミニバス世代では「なぜ笛が鳴ったか」を子どもに説明できる親は貴重です。
まとめ:ジェスチャーを知ればバスケ観戦がもっと楽しくなる
審判のジェスチャーは、単なる動きではなく、試合の進行を正確に伝えるための大切な“言語”です。
この記事をきっかけに、次に試合を観る時は審判の動作にも注目してみてください。
プレーの流れがより深く理解でき、バスケの面白さが何倍にも広がります。


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