キックボールとは?まずは基本の意味を理解しよう
バスケットボールでいう「キックボール」とは、
選手が意図的に足や脚にボールを触れた場合に適用される違反 のことです。
ここで重要なのは、
- 故意に蹴る(キック)
- 故意に足で弾く
- 故意に足でボールを止める
この“意図的”というポイントです。
逆に、偶然足に当たってしまっただけではキックボールにはなりません。
初心者は「足に当たった=キックボール」と思いがちですが、実際のルールはもう少し深いです。これは審判のジェスチャー(足を指差す)とともに覚えておくと、試合観戦やプレーが一段と分かりやすくなります。
偶然の接触はセーフ!キックボールにならないケース
次のようなシーンは、キックボールには該当しません。
- パスが足に当たってしまった
- リバウンドの跳ね返りが脚に当たった
- ディフェンス中にボールが膝に当たった
これらは“コントロール不能”な状況なので、プレーはそのまま続行されます。
特にミニバスや初心者の試合では足に当たる場面が多いので、正しくルールを知っておくと無駄なミスを防げます。
キックボールが適用されるのは「ディフェンス側」が基本
キックボールのほとんどは ディフェンス側に対して適用 されます。
例えば:
- パスラインを脚で止める
- ドリブルの進路を足でカットする
- スティールを狙って脚を出す
これらはすべて「意図的」と判断され、キックボールとなります。
オフェンス側のキックボールも理論上はありますが、試合で起きる頻度は非常に低く、主にディフェンスの足による妨害が対象です。というより逆にオフェンスがキックボールをするメリットはほぼないと思います。
キックボール後の試合再開方法は?リセットされる?
キックボールが起きた後の再開は以下のようになります。
● 基本はサイドラインからのスローイン
- キックボールをされたチームによるスローイン
- ファウルではないため、チームファウルにはカウントされない
● 重要:ショットクロック(24秒)はどうなる?
審判の判断で以下のように扱われます:
- ディフェンスのキックボール → 14秒にリセットされる場合が多い
- オフェンスが有利な状況なら、残り時間適用のまま再開
例:残り5秒の攻撃中にディフェンスがキックボール
→ 14秒へリセットされる(FIBAルール)
これは攻撃チャンスの公平性を保つための措置で、試合の流れに直結する非常に重要なポイントです。
キックボールを取られないコツ(ディフェンス編)
ディフェンスは無意識に脚が出がちなので、以下を意識すると良いです。
1. 手を使ってコースにプレッシャー
脚に頼らず、手と上半身の位置取りでパスコースを制限する。
2. ボールに対して足を広げすぎない
股を広く構えると当たりやすくなります。
3. スティール狙いは手だけにする
脚でカットしにいく癖があると、すぐ笛を吹かれます。
4. ドリブルコースに脚を出さない
「つい足が出る」をなくすだけでキックボールの違反が激減します。
審判はどのように判定しているのか?
審判は、以下の点を総合的に見て判断します。
- 脚部が明らかにボール方向へ動いているか
- 「止めに行った」動作があるか
- 体の自然な動きの範囲内かどうか
審判のジェスチャーは 足を指差す動作 が基本。
観客でもすぐにわかるジェスチャーなので、覚えておくと試合理解が深まります。
ここで差がつく!キックボールを利用した試合戦略
キックボールは違反ですが、上手く利用すると試合に有利に働くこともあります。
① キックボールを誘発するとショットクロックがリセットされる
攻撃時間が残り少ない時、
意図的にディフェンスの足に当てるようなパスをすると14秒にリセットされやすい。
※故意に当てることはマナーとしてNGですが、実戦ではよく見るテクニックの1つ。
② ゾーンディフェンス攻略に有効
パス回しが早くなると、ディフェンスは脚が出やすくなります。
結果としてキックボールが起きやすく、リズムが良くなることも。
まとめ:キックボールを理解すると試合がもっと楽しくなる!
キックボールは、
- 意図的に足でボールを触ると違反
- 偶然当たっただけならプレー続行
- 基本はディフェンス側が対象
- 再開はスローイン、場合により24秒が14秒にリセット
- ディフェンスでわざとキックボールを狙いすぎると審判からのイメージは良くない
この4点を押さえておけば、バスケットボール観戦やプレーが一段とわかりやすくなります。
初心者でも覚えやすいルールなので、ぜひ今日から役立ててください!


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