バスケットボールのオフェンスで、もっとも効果的で初心者でも成果を出しやすい戦術が スクリーンプレー(ピック) です。
ボール保持者がドリブルで崩せない場面でも、味方のスクリーンが入ることで一気にチャンスが生まれます。
この記事では、スクリーンプレーの基本、仕組み、使い方、成功率を高めるコツをわかりやすく解説します。ミニバス・中学・高校・一般どのカテゴリーでも使える内容です。
スクリーンプレーとは?
スクリーンとは、 味方が動くスペースを作るために相手ディフェンスの進行を妨げる動き のことです。
NBAでも頻繁に使われる定番戦術で、1対1よりも効率よくチャンスを作り出せるのが特徴。
●スクリーンの基本
- 明確に止まる
- ディフェンスの進行方向に立つ
- 体を動かさず“壁”になる
- 味方が使う角度をイメージする
特に「味方がスクリーンを使う角度」を理解して立つかどうかで、成功率が大きく変わります。
スクリーンの種類
●オンボールスクリーン
ボール保持者に対してセットするもっとも一般的なスクリーン。ピック&ロールやピック&ポップにつながります。
●オフボールスクリーン
ボールを持っていない選手同士で行うスクリーン。キャッチ&シュートのチャンスを作りやすい戦術です。
●バックスクリーン
ゴールに向かう動線を作るスクリーン。ディフェンスの背後を取ってレイアップにつながります。
スクリーンプレーの使い方(実践ステップ)
① スクリーナーはしっかり「止まる」
スクリーンは動いてしまうとオフェンスファウルになります。
止まった姿勢で、肩幅より少し広めにスタンスを取りましょう。
② ボールマンはスクリーンに“ピッタリ”を意識
スクリーンから離れて通るとディフェンスは簡単に追いつけます。
“肩が触れる距離” をイメージすることで、スクリーンの効果が最大になります。
③ 使うタイミングを合わせる
スクリーンの成功率を大きく左右するのが タイミング。
早すぎても遅すぎても崩せません。
- スクリーナーがセットしてから動く
- 合図は目線・手の合図でOK
- ボールマンはスピード変化でディフェンスを揺さぶる
④ スクリーンを使った後の“選択肢”が重要
スクリーンは使ったあとの動きが勝負です。
ボールマンの選択肢
- そのままレイアップ
- プルアップジャンパー
- スクリーナーへのパス(ロール/ポップ)
- 逆サイド展開
スクリーナーの選択肢
- ゴール方向にロール
- 外へ開いてポップ
- ディフェンスの状況を見てスペーシング調整
スクリーンプレーを成功させる5つのコツ
① スクリーンの角度を意識する
スクリーンは 立ち位置よりも「立つ角度」 が大切。
ディフェンスが嫌がる方向に立つことで成功率が段違いになります。
② スクリーンはバレないように準備する
スクリーンへ行く時に、明確な予備動作を見せるとディフェンスに読まれます。
さりげなく近づき、最後だけスピードを変えてセットすると効果的。
③ 身体の幅を最大限使う
肩幅を広くし、しっかりと“壁”を作ることで味方が動きやすくなります。
④ ボールマンはスピード変化で勝負
スクリーン直前に0→100の加速を入れるとディフェンスが遅れます。
特にミニバス〜中学生には効果絶大。
⑤ コミュニケーションは最重要
スクリーンは単独では成立しません。
- ハンドサイン
- アイコンタクト
- 声かけ
これらを使って味方とタイミングを合わせましょう。
まとめ
スクリーンプレーは、個の力だけでは突破できない場面でも味方と協力して得点を生み出せる非常に強力な戦術です。
成功のポイントは「角度」「距離」「タイミング」「選択肢」「コミュニケーション」。
これを押さえるだけで、あなたのチームのオフェンス力は一気に向上します。


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